2010年10月01日

秋風の季節

早くも10月。
一ヶ月前は死ぬような暑さだったのが信じられない。
でも、秋がやってくるのはごく自然なことだ。
時間は止まらない。

さて、プロ野球の横浜ベイスターズに目を向けてみたい。
10月を待たずに3年連続の最下位が決定している。
一部報道では球団売却の噂もある。

この時期になると、来季の契約に関する動向がホームページ掲載される。
横浜ベイスターズ公式サイトは→こちら
載っていた!!
8人の選手に対して来季の契約を結ばない旨の通知がなされたのだそうだ。
去年までは「戦力外通告をおこないました」という文言だったが、今年はほんの少しではあるがトーンを抑え気味の表現のように思える。
契約上の用語を使うのならば、「自由契約」。
しかし、呼び名がなんであれ、その本質は「クビ」。

毎年この時期になると避けて通れない話題だ。
学校などでの「卒業」とは趣が異なる。
前向きに現状を離れるのではなく、ダメ出しをされての追い出されるなのだから。

今年の「自由契約」名簿に名を連ねた選手の中に北川隼行(きたがわとしゆき)選手の名があった。
この選手、ベイスターズの二軍組織、湘南シーレックスの試合を横須賀スタジアムに観に行き始めた頃から出ていた選手。
2003年くらいだろうか?
個人的に非常に馴染みのある選手。
横須賀スタジアムに観に行くと、必ずとって良いほどセカンドでスタメンのことが多かった。
左打ちで、重心の低い構えが特徴。
素直に打ち返す中距離バッターといったところだろうか。

最近は若手にとって代わることが多くなってきていたが。
理想の状態はベイスターズに昇格して、後釜を別の選手に任せればよかったのだが、残念ながらながらシーレックスのベンチからの観戦になってしまっていた。

昨年、ベイスターズに昇格したとき、プロ初ホームランが満塁ホームランになった。
今となれば最高の思い出を持ってベイスターズから去っていくと言っていいだろう。
もちろん、来季からの契約は他球団でのプレーは可能だが、年齢的なことを考えると前途は多難に満ち溢れている。

長年シーレックスを引っ張っていた北川選手がベイスターズのみならずシーレックスを脱ぐことになった。
個人的には「シーレックス」のユニフォームを脱ぐといった感じが圧倒的に強い。
奇しくも今季で湘南シーレックスの名称を取りやめて、横浜ベイスターズと同一名称で二軍組織を運営していくという発表があった。

一つの時代の終りを強く感じた出来事なので、今日ここに記しておきたい。



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